子供を預けられたら仕事復帰したいママ、いらっしゃるんじゃないですか?
保育園事情が厳しい昨今、求職中でも確実に子供を預けられる場所、それは幼稚園。
ムズメは幼稚園児ですが、タダモモ、頼まれて1ヶ月ほどワーママ復帰してました。
子供を保育園じゃなく幼稚園に通わせながら働ける?大変なんじゃない?子供は大丈夫?
幼稚園入園後、ワーママ復帰狙っているママに「幼稚園に通わせながら仕事の両立ができるか」のリアルをお伝えします。
1.幼稚園ママが働くためのハードルは高い、が環境は変わりつつある
1.1 保育園の方が働きやすい?幼稚園、預かり時間の壁
幼稚園の標準預かり時間をご存知ですか?
恥ずかしながら、タダモモは幼稚園の入園資料を集めるまで知りませんでした。
一般的に、午前9時から午後2時まで。
その上、多くの幼稚園は、週1回は午前中で終了というところが多いのではないでしょうか。
保育園経験者としては、短い、短すぎるよと絶句。
通勤時間を考えると就労可能な時間は、一日3.4時間、午前保育の日はほぼ働けないことになってしまいます。
これだけ見るとフルタイムは無理ですよね、ハイ。
1.2保育園と違う!幼稚園、保護者の負担の壁
保育園から幼稚園に転園して一番驚いたこと。
それは、「保護者の負担が大きいこと」です。
保育園では平日の行事なんてほとんどなかったのに、幼稚園では幼稚園に呼び出されるし、行事とその準備に追われます。
タダモモ娘の幼稚園は週1程度、幼稚園での集まりがあります(多い方だと思います)
すべての行事が出席必須ではないのですが、子供の行事に関することに一切協力しないわけにはいきません。
2.幼稚園ママ、働きたいならこれ必須
2.1 預かり保育(延長保育)
結論からいうと必須なのは「預かり保育(延長保育)」です。
幼稚園は幼児の教育を主とし両親が働いていることを想定していない分、預かり時間が短い。
そこで幼稚園が独自に行なっていたり、行政の支援で行なっている預かり保育(延長保育)が補ってくれます。
幼稚園の正規保育時間の後、夕方までの数時間を別料金で預かってくれるサービスです。
現在では8割以上の幼稚園で導入されているそうです。
急な残業、交通機関の遅延時にも心に余裕が持てますし、ムスメの幼稚園では預かり保育時間に習い事が可能です。
ムスメの幼稚園では、リフレッシュでの利用も認められますので、かなりの数のお子さんが毎日参加しています。
預かり保育(延長保育)がなければ、フルタイム復帰は不可能でしょう。
2.2 他のママへの配慮
さて、幼稚園ママが働くにあたって、絶対に心にかけたはうがよいとタダモモが思うのは、他のお母さんのと円滑なコミュニケーションです。
働くとなれば中々幼稚園行事への参加も積極的にできないでしょう。
さてその負担はどこに??
そうです、他のママさんたちにですね。
他のママたちと、信頼関係出来ていますか?なんでも相談できる方はいますか?
他のママと円滑なコミュニケーションが出来ない、信頼関係が成り立ってないうちは、タダモモは批判されることが怖くて仕事を始められなかったかも。(うちの園の保護者はみなさん良い方ばかりで、そんな人はいないのですが)
タダモモは相変わらずぼっちですが、一学期間毎日顔を合わせ、休まず行事にも参加した結果、みなさんの顔と名前も一致しますし、仕事復帰のため、行事に参加しにくくなることを事前に話すことができました。
▼参考:いろんな意味で吹っ切れて、ぼっちで園生活を満喫しています
入園、ぼっちでいる勇気。
2.3 父母以外のサポート
仕事をしていれば必ず何かしらのトラブルはあるはず。
急な残業、電車の遅延や事故。
思わぬトラブルによりお迎えにいけなくなったとき、確実に子供を引きとれるセーフティーネットが2重3重に必要です。
タダモモは、実母に加え、ファミリーサポートの方(ムスメが赤ちゃんのときからお世話になっている)、知り合いの女子大生にいざとなったら頼める体制を整えました。
2.4 病児保育の登録
病気で一般の幼稚園や保育所での保育が難しい場合に、預けることができる保育施設に登録しておくと安心です。
タダモモは、保育園ワーママ時代に登録しておきました。
どうしても休めないときのお守りです。
3.幼稚園、ワーママ復帰嬉しかったこと
3.1 精神的な充足感
タダモモは、娘が持病持ちなので1年間ほど入院することなく元気に過ごせたら仕事に復帰したいなと漠然と考えていました。専業主婦は精神的に楽なので、このままでもいいなとも思ったりもしますけど。
なので、当初仕事の依頼を頂いたとき一度はお断りました。
紆余曲折を経て短期間だけという約束で働き終えた今は、「働くって楽しい!」と感じています。
自分の技術や知識、資格が家庭以外の場所で活かせるという喜び、責任を持って何かを成し遂げるという達成感、社会の一員である満足感を強く感じました。
単純に人々が「ムスメの母」ではなく、「タダモモという個」に対して接してくれることが、嬉しくもありました。
3.2 労働の対価
もちろん、報酬も労働の喜びのひとつです。
ちょこっと働いたところで大した収入にはなりませんが、久々に自分で稼いだ大事なお金。
専業主婦の自分でも、やればお金を稼ぐことができるんだということは、自分への自信や家計への保険につながります。
まだいただいてないけど、何を買おうか毎日ワクワクしています。
新しいPCほしい…。
4. 幼稚園、ワーママ復帰これが辛かった
4.1 時間がない、とにかく時間がない
働いていたのは、ムスメの午前保育の日と私のお稽古ごとのある日を除く週3日。
週5フルタイムで働いていた頃に比べればすごく少ないとは思うのですが、とにかく忙しかった。
夕飯とお弁当を作って、幼稚園へ送り自分は仕事へ。猛ダッシュでお迎え、夕飯食べて、家事を終わらせる。
たったそれだけのことなのですが、連日ヘトヘト。
ベッドに横たわったら最後、5秒で眠れました笑
一番悲しかったのは、ブログを書く気力がなかったこと><
何かを犠牲にするならば、自分の自由時間になってしまいます。
▼参考:子育て中は朝時間の活用がおすすめ
最長3時間の自由時間 朝活主婦のタイムスケジュール
4.2 ムスメが預かり保育が好きすぎて…
もともと、週1、2回ほどは、タダモモの自由時間確保のために延長保育(預かり保育)をお願いしていました。
仕事が始まり、週3回が定番となり、すっかり預かり保育(延長保育)に馴染んだムスメ。
先生は優しいし、おやつは美味しいし、遊びの時間はたっぷり。
契約期間を終え、正規預かり時間にお迎えに戻った今も、「なんでもう迎えに来たの!もっと遊びたかった!」と怒られます笑
今まで14時にお迎えに言っていたのに、急に18時になり心が不安定にならないだろうか?と心配をしていたのですが、ムスメに限ってはその心配は全くなし。
適応能力が高いというかなんというか、ちょっぴり寂しいくらいにムスメは成長していたのでした。
5. 「幼稚園に通わせながら仕事の両立はできる?幼稚園ママのワーママ体験記」まとめ
タダモモの実体験からいくと、幼稚園に子供を通わせながら仕事の両立は可能でした。
ただし、いくつか条件があります。
1. 幼稚園が預かり保育を行っていること
2. 幼稚園の他の保護者の理解があること
3.夫と夫以外の第3者の協力が得られること
4. 職場の理解があること
5. 子供が心身ともに健康であること
1〜3は前述の通りです。
「4. 職場の理解があること」「5. 子供が心身ともに健康であること」は、今回たまたま大きなイベントがない時期で、ムスメの体調もよかったため問題にはなりませんでしたが、現在はバザーや運動会関係で今は幼稚園行事が立て込んでいます。
冬になれば、風邪などで幼稚園をお休みする日も出てくるでしょう。
日頃からの体調管理はとっても大事ですが、子供に関しては親の体調管理だけではどうしようもないことだらけです。
短期間ですがワーママ復帰をしてみて、環境さえ整えば<子供を幼稚園に通わせながら仕事をすることは可能>だと感じました。
条件さえ揃えば、フルタイム正社員も可能でしょう。
タダモモも自信がついたので完全に再就職しようかなとも考えましたが、ムスメの体調がまだまだ心配でふんぎりがつきません。
ですが、再就職を希望するママさんがその不安から躊躇をしていたら「大丈夫。」と胸を張って後押しすると思います。
▼参考:幼稚園、面接日に熱を出していけなかったけど何とか入園できた軌跡
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最近、二重が消えてしまったムスメ。「二重どこにいったの?」「幼稚園に置いてきた!」早く持って帰ってきておくれよ。