今週のお題「ゴールデンウィーク2018」
迷子って以外と身近
娘と普段は行けない大きな公園で思いっきり体を動かしてきました。
無料のこどもの国のような感じ。
さすがに連休中なので、子連れだけでなくカップルやご年配の団体までにぎやかにぎやか。
そういえば、こどもの国でも放送が聞こえたけれど<迷子>ってかなり多いのですね。
幼児だけかとおもいきや、小学生やお年寄りまではぐれることって結構あるみたい。
我が家は子供がひとりなので、比較的親の目が子に届きますが、子供が複数いたり、子供同士で遊んでいたりとはぐれても不可抗力なケースも。
それどころか、子供が迷子になったことに気付かない保護者だっているんです。
わお!迷子を見つけちゃった!!
娘と遊び疲れて何か食べようと移動していたとき。
横目にちらっと見えてしまったんです。
うずくまってソフトクリームを食べている男の子。
本来なら美味しいソフトクリームを食べて至福のときのはずなのに、なんだか浮かない顔。
一度は通り過ぎたものの、おせっかいおばちゃんは見逃せず声をかけてしまいました。
最初は躊躇して多くを語らなかった小学校低学年くらいの男の子。
ちょっと世間話をしているうちに、ぽつりぽつりと自分の置かれている状況を話し始めました。
両親は一緒ではないこと。
サッカークラブの友達同士で遊びにきたのだけど、ソフトクリームを買っているうちにお友達の姿が見えなくなったこと。
荷物は現在地から歩いて15分はかかる場所に置いてきたこと。
<自分が迷子である>という事実を再確認して不安になったのか、うっすらと目に光る涙を必死にこらえています。
もちろん携帯も持ってなく、コーチの電話番号もわからない。
本人は道がわからず荷物を置いた場所までも戻ることもできない。
最初は荷物の場所まで連れて行こうと思いましたが、娘がいるので徒歩だと時間がかかります。
戻るよりは公園の管理事務所に連れて行く方が早かったので、男の子とお話をしつつ向かいました。
その折に、公園には子供たちだけで来たのではなく、サッカークラブのコーチが子供たちを引き連れてきた遠足だということが分かりました。
偶然の再開
5分も歩かないうちに、急に声をかけられ足を止めることになりました。
一緒に来たサッカークラブのお友達が4、5人「おまえどこいったんだよ!」「なにしてんだよ!」とあっというまに男の子を取りかこみ連れ去っていってしまいました。
男の子は小さな声で「ありがとうございました。」と言ってくれました。
迷子になって泣きそうだったことは内緒ね。
おばちゃん、安堵のため息。
保護者の責任
その後、しばらくして迷子だった男の子と友達たち、コーチと思しき30代の男性を見かけました。
コーチと思しき男性は、胸に抱っこ紐で赤ちゃんを抱いていました。
「あなた、保護者なんですよ!責任放棄するんじゃないよ!!」
と詰め寄りたかったのですが、迷子の男の子の体裁を保つためにぐっと飲み込みました。
コーチは自分の教え子が迷子になったことに全く気付いてないでしょう。
迷子の男の子もきっと今日の出来事は胸にしまっておくでしょう。
乳児を抱えて、複数の小学生男児の面倒を見るのは不可能に違いありません。
子供だけで遊びに出かける年齢でもあるでしょうから、自己責任においての出来事なのかもしれません。
でも、今回は保護者がいるのだから、迷子になった場合の集合場所とか、緊急連絡先を子供たちに教えるくらいはできるよね。
迷子の男の子の沽券と保護者の責任を天秤にかけてしまいましたがどうすればよかったのかと、いまだにもやもやしています。
男友達にもやもやした話はこちら↓
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迷子の放送を聞いたこどもの国に行った話はこちら↓
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余計なことはすべきではないですが…
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