私、痛みに弱くてものすっごいビビりです。
小心者度チェックでは75%!
子供嫌いなこともあり、出産なんて痛くて苦しくて血まみれなもの、一生経験したくない!と思っていましたが、痛みを取り除く方法があると聞いて出産に臨みました。
その時の体験談、シリーズにしちゃいます。
出産の痛みや苦しみって……
妊娠時はつわりがつらくて、出産時は分娩が痛くて、産後はおっぱいが痛い。
出産の痛みや苦しみって産むときだけじゃないんです。
そんなの聞いてなかったよ。
生粋のビビりなので痛いこと怖いこと大嫌い。
出産なんてできれば避けたい。
ちなみに陣痛の痛み・苦しみを例えると
- 激しい下痢
- 便秘の後に下剤を100錠くらい飲んで出したいのに出したらいけない罰ゲーム
- 生理痛の100倍、1000倍
- 鼻からメロン、グレープフルーツ、テニスボール
むりむり。
毎月の生理だって苦痛でたまらないのに、100倍どころか10倍だってごめんだわ。
だったら子供は産まなくていいや。
痛くないお産の経験談
ひょんなことからひとり目のお子さんを普通分娩で、ふたり目のお子さんを無痛分娩で産んだという方のお話を聞くことがありました。
ひとり目の出産は辛く長く苦しく、苦痛以外の何物でもなかったそうで。
たまたまふたり目を妊娠したときに海外(アメリカだったかな)在住で、選択する間もなく無痛分娩となったそうです。
しかし、当時の日本では無痛分娩はまったく普及しておらず、初の出産で海外ということもあり、不安も多かったそうです。
いまだに無痛分娩の普及率は低く、そのメリットよりデメリットが強調され、特に安全性については賛否両論。残念なことに100%事故がないわけではありません。
しかし、十数年前の無痛分娩の経験談は私の中で昇華され、<痛みがない>というその1点だけでデメリットを凌駕し<出産するなら絶対無痛分娩>と決心しました。
ちなみに、その方が普通分娩と無痛分娩を例えると
<天国と地獄>
だったそうです。
精神論なんかいらないからさ!
お産といえば
- お腹を痛めて産んで一人前
- 母になるための乗り越えられる痛み
- 赤ちゃんも苦しんでいるのだから
といったような精神論が強調されがちですが、個人的には無意味だと思っています。
手術の時に「ちょっと気を失いそうになるけど死なないから麻酔なしで行くね!」って言われたら、みんな「ちょっ、麻酔してくださいっ。」て思うよね。
よっぽどのMじゃないかぎりはさ。
私の叔母は出産がとても軽く「お腹こわしちゃったかな」と思ったら生まれちゃったらしい。
そんな叔母は半人前!?
10人いれば10通りのお産があっていいじゃない。
リスクは承知の上で、苦痛を取り除く手段があるんだから使わない手はない。
誰が何と言おうとも、私は天国で行くよ!
やっぱり痛かった
結果からいうと、やっぱり痛かったですw
でも、それは病院に着く頃には3分間隔になってしまった急激な出産の進み具合と、分娩を促そうと「もう少し麻酔を使わず頑張ろう」という助産師さんにあがらうことができなかった気の弱い自分の責任です。
あの時、もっと早く病院へいって、もっと強く「痛いんです!!」と言えたならば、この記事のタイトルは
「完全無痛分娩選択したらちょっとだけ痛かったででござる。」
となっていたかも。
普通分娩はもっと痛い
前半は陣痛の痛みを経験したけれど、麻酔を入れてしまえばマンガ読めるくらい楽勝でした。
読んでないけど。
分娩室からは私の<笑い声>が聞こえたそうです。(夫談)
普通分娩では
- 意識失った
- 旦那・助産師さんを罵倒した
- 意味不明なことを叫んだ
- 手を握ってくれている旦那の骨を折った
なんて怖い声もよく聞きます。
私の場合、自宅で陣痛が始まってから病院に着くまで、マックスの痛みは
「一切話しかけるな!」
程度だったので、普通分娩に比べると1/10くらいの痛みだったのかもしれません。
本日もお読みいただきありがとうございました。