小児腎シンチグラム
こちらの続きです ↓
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今日は腎シンチグラムという検査を受けます。
微量の放射線を出す物質を含む薬を腎臓へ流し、特殊なカメラでその流れを追い腎臓の形や動き、瘢痕を評価するという検査です。
泣かない2歳児、処置室へ。
最初は問診。
鼻水が出ていたけれど問題ないとのことで検査決行決定。
お次は恒例、点滴のルート確保。
娘だけが処置室へ呼ばれ看護師さんに託しました。
ドア1枚隔てた向こうに寝かされた娘、さぞ不安で苦痛だろう。
私が側にいなくて大丈夫だろうかと不安にさいなまれていたけれど、一向に泣き声が聞こえない。
何が行われているか見えないから余計に不安は募っていきました。
暫くすると名前を呼ばれると、あれれ?そこには元気な娘の姿が。
看護師によると娘は全く泣かずに処置を受けたそうです。
成長したのか、慣れたのか。
はたまた我慢しているのかと、母は不憫に感じました。
その後、放射線科へ移動し薬を注射。
体内へ取り込まれた薬は微量の放射線を出す物質が含まれているので、当然排出されたもの(おしっこ)にもその放射線を出す物質が含まれるわけです。
なので、この後のおむつは放射線科へ持ってくること、影響が殆どなくなる24時間まではおむつ替え時は手をよく洗うことという注意書きをもらいました。
そんなものが娘の体内に入るなんて、不安になるじゃないですか!!
被ばく量はレントゲンの1/10。とても安全です。
とはいっても不安になるのが親心(;^ω^)
先生、鎮静剤がまたまたまた効きません!
3度目の正直と勇んで臨んだ鎮静剤。
あえなく撃沈です。
今回は座薬。
初めての座薬でしたが、ツルンと華麗にお尻にのみこまれて終了。
2,30分で眠くなるとのことで、抱っこで歩き回っていると、
んんんっ
と腹圧が感じられました。
あれ?う〇ちしたみたい!?と焦ってお尻を確認しましたが、出てませんでした。
座薬が少し流れたような…
そうしているうちにうとうとし始め母はガッツポーズ。
放射線科へ戻り検査を始めようとしたら…はいまたきたよ!
↓1度目の正直、鎮静のシロップが効かない
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↓2度目の正直、驚きの速さで鎮静薬から目覚める
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既に機器へ横たわりこれから撮影というときに、パチリと目を覚ましました。
再入眠を促そうと傍らでトントンする私。
固唾をのむ技師さんたち。
目をつぶってはうっすら開けるということを繰り返し再入眠が見込めなくなったころ、
「お母さん、手を握ったままで撮影できるかな?」
娘本人に確認したところ、動かずにいられると言うので半信半疑ではありましたが検査を行うこととになりました。
娘を乗せたベッドは撮影機器の方へずれてゆき、上下は機器に挟まれ、娘はまるで人間サンドイッチです。
目前にまで機器が迫ってくる中、娘は一生懸命目をつぶろうと努力して耐えていました。
撮影時間は5分、2分、2分。
2歳児が無機質な機械に囲まれた薄暗い部屋でじっとしていられる限界を超えています。
本当に頑張ったね。偉かったよ、娘!!
東海大学医学部付属病院 画像検査センターHPにサンドイッチの画像がありました。これこれ!
娘が耐えていたのは画像検査じゃなかったかも……
もうすっかり覚醒していたので、ふらつきなく回復室で水分を取って休みます。
今日は静かに過ごすこと、お風呂は入らないこと等の注意書きをもらい回復室を後にしました。
水分をたくさん取ったので、オムツを替えようとしてびっくり。
なんとまあ、大量のう〇ちが……検査中、おならかな?と思ったのは思い過ごしじゃなかった。
すまぬ、娘よ。
おむつの中の大爆発を片付けながら、あの緊張状況でう〇ち出来るなんで大物だな、と感心したのでした。
ご褒美のジュース一気飲み
検査後は薬を早く体内から出すために水分を多く取らなければなりません。
今まで水、お茶、牛乳以外の飲み物を与えてこなかったので、ご褒美代わり初めてのジュース(270ml)を渡します。
イッキ飲みw
お疲れさまでした。
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参考:娘の病気を時系列でまとめました↓
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本日もお読みいただきありがとうございました。