タダモモの子育てお悩み相談室

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子ども嫌いだったのになぜだか母親になりました。主に、2015年1月生まれの持病持ちの娘の闘病記・育児情報のつもりが、ディズニーや主婦のつぶやきなど多岐に渡った雑記になってます

子ども嫌いの女性の心理。元子ども嫌いがズバッと語る本音と建て前。

母性本能はいかにして生まれるのか

ここだけの話、自分が子どもを産むまで子ども、特に赤ちゃんがかわいいとは思ってませんでした。

見た目もさして可愛くないしうるさいし。

飼っていたわんこのほうがよほどかわいいよ???

本気でそう思っていました。

そんな私が育児ブログを書くまでに子ども好きになった、心境の変化をお話しします。

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子どもに微笑みかけない女は悪者だ!的風潮

やめてくれませんか?

犬や猫が好きではない人は悪人認定されないのに、なぜその対象が子どもとなったとたんに世間は厳しい目を向けるのでしょうか。

<女である=子ども好き>というステレオタイプに縛られて、悩んだこともありました。

子どもが好きどころか、結婚しても子どもがほしいとすら思いませんでしたからね。

一方、世の中の人は子どもが出来たら男も女も脳内お花畑。

口を開けば子どもの話ばかりだし、お願いしてもない写真をバンバン送り付けてくるし。

ほとほと嫌気がさして、意味なく子どもの写真を送り付けてきた友人に、大好きな祖父の写真を送り返してやったブラックな過去を持つのは私ですw

また、女友達あるあるの産後のお宅訪問。正直苦手でした。

友達の赤ちゃんを見に行っても、触ることすらせずに引きつった笑いで遠巻きに見ているだけでしたw

大人ですから、建前上は「かわいいね」と言っていましたけど。

親バカフィルターは発動せず

そんな私が妊娠をしました。結婚後、5年目のことです。

妊娠中はつわりが出産まで続き、体の変化が受け入れがたく、お腹に話しかけることなんて全くできませんでした。

また、産まれたばかりの娘は助産師さんもびっくりするくらい<良く泣く>赤ちゃん

寝ないし飲まないし泣き続けるし、私はもう大パニック。

体重が増えないことにノイローゼ気味で<命を絶やさない>ことだけに必死でかわいいと思う余裕は全くありませんでした。

正直、お顔も俳優の西田敏行さんみたいで決して可愛いとは……<としゆきちゃん>と呼んでいました。(注意:女児です)

 

子ども?まじうざい、置いてきて!!→2年後、赤ちゃん?え?どこどこ??見たい触りたい抱っこしたい!母性本能大開花

 こんな私でしたが、子どもがに発語が出てきて、育児に少しずつ余裕が出てくるにつれて、すべてを私にゆだねるこの小さな生き物がいとおしく感じられるようになりました。

小さな体で泣いて、笑って、怒って、喜んで。

私も一緒にたくさん泣いて笑って……。この生き物は私が手を離せば生命の危機が訪れる。

<私が守らなけば誰れが守る!>こんな心境です。

<子育ては親育て>と言いますが、まさに、私は<子どもを育てること>によって母性本能が働き始めたのです。

子どもが生まれてからもすぐには父親になりきれない男性のようですね。

そこからは本当に母性本能大開花と言っていいほど、友達の子どもからすれ違う赤ちゃんまですべての子どもがいとおしく感じるようになりました。

産後のお宅訪問なんて呼ばれてなくても行きたいくらい!!

 

未知の生物赤ちゃんコワイ

根っからの子ども好きの方は、胎児ネームをつけてお腹の中の赤ちゃんをも愛でるといいますし、私の友達でも子どもがいなくても不妊治療中でも娘を心底かわいがってくれる人はいますので、私は後天的子ども好きといえるでしょう。

振り返ると私は未知なる生物赤ん坊やそのわけのわからない生き物との生活が怖かったんだと思います。

ふにゃふにゃしててちょっとのことで死にそうだし、小さすぎだし、すぐ泣くし。

どう対応したらよいかわからなかったのですね。

そういえば、意思疎通ができる幼稚園くらいの子どもと遊ぶのは苦ではありませんでした。

外で子どもが遊んでいる姿をほほえましそうに見ているから子ども好きだと思った、と言われたこともあります。

だからと言って今、子どもが嫌いで悩んでいる女性に<産めば変わるよ!>なんて軽いことを言うつもりはありません。

そんなこと、私にはわからないからです。

ただ、一つ言えるのは<子どもが嫌いだからって人間性の問題ではない>ということです。

お寿司が嫌いなことに理由が必要ですか?

私は子どもが大好きになった今でも、子どもが嫌いという気持ちを決して否定しません。

人は人、自分は自分。

でも、本音と建て前を上手に使い分けるのが、世の中上手にわたるコツですね^^

 

本日もお読みいただいてありがとうございました。

子ども嫌いが子どもを産もうと決心した心境の変化についてはまた別の機会に!

 
▼参考:子供嫌いが子供を産むまで

◎私が子供を産みたくなかった理由を淡々と述べてみる

子供が嫌いで産みたくなかった私が、子供を産もうと決意した理由を淡々と述べてみる。