涼しかったお盆前後が嘘のよう、外出がまた辛くなりました
気温の高い時は「暑いからおうちで遊ぶ」と言い出したり、外へ出ても「暑い。おうちに帰る。」と言い出します。なので、気温の低い早朝か夕方に散歩に出ることもしばしば。
あてもなくただブラブラと近所を散歩。娘は葉っぱをみつけて拾ったり、石を眺めたり、はたまた夏休みの小学生を追いかけたりと、たかが散歩、されど散歩。2歳の娘には楽しい発見があるようです。
事故は一瞬
お出かけをせずに過ごした午前。昼食まではまだ間がある。娘が外に出たいというので、散歩に出かけました。すると、娘がさっとしゃがみこみ
「これなに~??」
と叫んだがはやいか、目の前のたばこの吸い殻を持ち上げようと!
私はとっさに制止したものの、僅差で娘はたばこに触れてしまった。ものの数秒の出来事でした。
幸いたばこの火は完全に消えていて、娘に怪我はありませんでした。しかしながら、火は消えておらず、火のついたタバコを娘の小さな柔らかい手が拾い上げた可能性も多分にあったのです。たばこは排水溝の上あり、吸った誰かがポイ捨てをし、下に落ちずに引っかかっていたようでした。
排水溝に落ち損ねたタバコすら子供にとっては好奇心の対象
わが家に喫煙者はいません。娘の祖父母、親せきに至っても喫煙者は皆無なので、娘にとってたばこは<見たことのない好奇心をそそるもの>。手を伸ばしたところで何の不思議もありません。私もたばこは食べたり触ったりしてはいけないよ、なんて教えたことはありません。それはあまりにも身近な存在ではなかったから。
娘に怪我がなかった安堵と、娘を守り切れなかった後悔と、たばこをポイ捨てした人間への憤りと混沌とした気持ちのまま、その場を後にしました。
自宅に帰ってふとたばこをそのままにした事を思いだし、ひどく嫌な気持ちにありました。第2、第3の被害者がでる可能性があるのに、私は放置をしてきてしまったのです。
被害者の母親なのに理不尽だと思いながら、 再度あの場所を訪れました。
タバコの吸い殻はありませんでした。おそらく排水口に落ちてしまったのでしょう。
犯人は誰?
誰が悪いの?ってそれはたばこではなく、ポイ捨てをした人間だ。なのに、娘の目の前に危険物が落ちているのに気付かなかった自分が情けないと、罪悪感を感じる私。始終子どもを見守り続けることなど、出来ることではないけれど。
親はどこまで子どもを守れるのだろうか。
今後、道端に残されたたばこをみる度に、今日のことを思い出すでしょう。
本日もお読みいただきありがとうございました。
たばこに関してブログを書くなんて想像したこともありませんでした。